僕の願いは、｢何者｣かになりたいことらしい…。
どうやら20代から30代の変わり目に、多くの人が壁にぶつかるみたいです。
虹プロジェクトでも｢ハンミョンハンミョン(1人1人)が既に特別な存在｣だと言っていましたし、それは頭では分かっているんです。
鶴間のお店での、僕のキャラクターを含めた立ち位置というのは既に特別で、他の人には｢僕｣という存在の代わりを務めることはできないんだって。
それは僕が優れているからではなく、そういう個性だから。
もう既に他の人に取って代わられることがない、｢何者｣でいられているんです。
しかしそうは分かっていても、やっぱり｢何者｣かになりたい気持ちは消えません。
なぜなら今の僕は周囲から求められてる｢何者｣に変化しただけで、自分の努力や行動によって｢何者｣かに成ったわけではないからです。
既に自分の役割があって必要とされる人間ではあるというのに、なぜか現状に納得できていない。
じゃあ僕はどういう人になれれば自分を認めることができるのだろう？
どういう人になりたいのだろう？
少なくとも現時点で思うのは、自分の可能性を発揮してみたいということ。
その可能性の大きさに｢自分って本当はこんなことまでできたんだ｣と驚いてみたい。
そして可能性というのは、今ある能力全てを使って発揮されるものだと思っています。
自分の能力を全て発揮できる場所、むしろ発揮しないといけない環境ってどこだろうか…？
そんな場所を探すことが今の僕にとっての最優先事項で、もし見つけたのならそこで花を咲かせることで初めて、自分が納得できる｢何者｣かになれるんだと思います。
逆に言うと花が開かなければ、自分が｢何者｣なのかずっと分からないまま。
そう考えると場所なんかどこでもいいのかもしれません。
必死になって花さえ開けば、少しは自分に納得できるのかな？
多分今の僕の能力をフル稼働させたとして、場所さえ間違えなければそこそこの成果は出せるはずなんです。
…ただ、誰かに背中を押してほしいと思っている。
そういう心の弱さや迷いが1番不必要だってことも分かっているんだけどなぁ。。。
