右脳派は感性豊か、左脳派は論理的計算的。
一種常識のようになっているけど、それは血液型と同じくらい信ぴょう性がないらしい。
感情優位で行動すれば失敗するし、熟考して算段を練っているとスピードが遅くなる。
本を読むことで知識は増えた。
その知識を使って自分を変えようと試みてきた。
しかし、たどり着いた結果は10年前の自分の姿。
全てが思い通りになると感じていた10年前。
世の中のルール、センターピン、人の感情でさえ肌感覚で感じ取っていたような時代。
当時は何となくでしか分かっていなかったものを今になって理論的に体現できるならそれもまた強みなのかもしれない。
ただ、そこに10年もかける意味があったのか?
ときにはスマホを捨て本を捨て、知覚能力を磨く必要もあるのかもしれない。
むしろ知覚の方が知識に勝るのではないか?
可能性を知覚する力。
今磨くべきはそのスキルかもしれない。