僕は考え方に自分なりの成否を持っているので見方によっては頑固に映るわけですが、人の良いと思った箇所はどんどん取り込もうとする一面もあるんですね。
そういった意味では頑固でありながらも柔軟でもあると思ってるんです。
人の良いところ、自分より優れているところはリスペクト(尊敬)の対象です。
年下だろうが、普段どうしようもない人間であろうが、部分的に良いところがあれば素直に認めて取り入れようとするんです。
その姿勢は自分で言うのも変ですが、褒められることだと思うんですよ。
それによって社交性やその他色んなスキルや経験を得ることができました。
それはそれで良かったんですけど、そのリスペクトの感情は、実は劣等感の裏返しだったんじゃないかって思ってきたわけです。
実際、最低限必要な社交性は手に入れたわけですしこれ以上求める必要もないと思います。
でももっとすごい人を見ると、その要素を求めてしまうわけですね。
人間の欲は際限がないなんて言われますが、上を見たらキリがないです。
必要分だけ手にしたら満足すればいいんです。
それはお金に限った話ではなく、才能や能力に関してもそうだったわけですね。
リスペクトの姿勢は素晴らしいことなので辞めるわけではありませんが、過剰に求めようと憧れると劣等感を刺激されるだけなのでそこは辞めようと思います。
「身の丈に合った」中で、その中で少しだけ背伸びする程度でいいんですよ。