けんぴいダンス

社交ダンスホールPlace×Place(プレイスプレイス)in鶴間の紹介ブログ

親という存在

 

そんな父親っているんだろうか?

自分の失敗談や後悔、今の悩みなんかを包み隠さず自分の息子に話しちゃう父親って。

 

普段は結局相変わらず喋ってるけど、この前はお酒が進みすぎたみたい。

ネパールビールなるものを4〜5本飲んでた。

目の前で息子はラッシーしか飲んでないのによくそんなに気分良く飲めるものだと、お酒を飲まない人間からすると少し不思議。

 

お酒が入って酔っ払い始めると、きっと過去の話をしやすくなる傾向があるんだと思う。

それでいて、自慢話とかじゃなく自分の後悔やら反省を話し始める。

 

特にそのときの感情や気持ちを語ってくれるから、良い生き字引みたいな感覚。

伝記やエッセイみたいな本を読んでるようで結構参考になる。

それに対して僕も思うところがあるから、その話をきっかけに新しい考えも浮かんでくる。教材として勉強になる感じ。

 

しかも今思ってることっていうのは、多分僕が将来後悔することだろうから先んじて知れるのはありがたいね。

 

「俺がケンタの歳に戻れたら何でもできちゃうね」

 

自分の年齢なんて普段考えないし、これまでの過去と比べたら人生で1番歳を取ってるわけだし、何でもできるなんて発想にはなかなかならない。

それを本気で思ってる人の話を目の前で聞くと、「あぁ、確かにそうかもな」って思える。

 

やっぱり自分の限界を決めちゃうのは、いつだって自分なんだな。

これまでの過去に縛られずに、自由に1から何でもできると思えば人生は切り開けそうだなって思う。

 

ちょっと変わった人だと思うけど、それはそれで勉強になる貴重な人材だと思うね。

 

 

というか最近思うけど一人暮らし長くなってくると、かなり僕は両親の影響受けてるなって思う。

近くにいると反発したくなるんだろうけど、離れてみるとどんどん人間性が2人に寄ってき始めた気がする。

やっぱり無意識に自然と似てくるんだろうか?

 

人といるときは母親思考、1人でいるときは父親思考で行動してる自分がいるなって。

それもそれで贈り物なんだろう。