けんぴいダンス

社交ダンスホールPlace×Place(プレイスプレイス)in鶴間の紹介ブログ

殴り合い👊

唐突に恋愛の話。



僕は3人から告白されたことがあります。


…小学生の頃ね😅







子どもの頃は女の子の方が成長が早いってよく言いますけど、まさにそうだと思います。



女の子が「好き」って感情を持っていたときにでも、僕は「好き」という感情を知らなかったんです。



子どもですから、たしかに友達と遊んだりしてたわけですが、それは友達が好きってことではなく「楽しい」からだったんですね。



しかも「好き」すら知らないんだから、お付き合いするなんて発想なんて毛頭ないわけです💧



そんな僕が告白されたとき、何て答えたらいいか分からなかったんです。






「ありがとう」ではなく、「うん」とだけ答えました。


それは後々、後悔としてよみがえってきます。





僕も人のことにまで目が向けられるようになったとき、

「なんであの時、ありがとうを言えなかったんだろう?」

「そのことで、あの子たちを傷つけたんじゃないか?」




そのときは同級生ですが、今思えば小学生です。


勇気を出して告白して、「うん」とだけ言われたらどういう感情になるでしょう?



…僕には分かりません。



いや分からないのではなく、怖くて想像できないからです。







そのことは時間が経てば経つほど大きくなり、トラウマとして残ってきました。






僕が優しくなったのはそれが原因かもしれません。



でもそれは優しさではありません。

ただの弱さです。




人の心と向き合えなかった心の弱さです。






そんな流れで僕は無意識下で、こんなふうに思っていました。


「振るより、振られる方が楽」



自分から人を傷つけるくらいなら、自分が傷ついた方がよっぽど楽だと思っていたんです。





だからモテないように、人を近づけないように、人の心に入り込まないようにして生きてきました。


それは恋愛に限ったことではありません。





人間関係という大きな枠でもそう行動してきたんです。


「嫌うくらいなら、嫌われた方がマシ」


それが僕の優しさの正体です。












そう考えると、ずいぶん心の弱い人間だといえことが分かります。


ツラいことを避け、楽な方向へ逃げていたんだから。








多分モテる人ってツラい選択ができた人なんじゃないか?って思います。



モテる今でこそ、振る回数の方が多くて、いちいちそれで傷ついていたら心が保てないでしょうから、要は慣れたんです。


人間、ツラいことも苦しいことも当たり前となってしまえば、普通に受け入れられるようになる強さが備わっています。


繰り返し繰り返し相手を振るうちに自分の心を守れるようになり、その先では相手を傷付けずに振ることもできるようになっていくんだと思います。



一般的にプレイボーイはひどいやつって思われますけど、それくらいモテる人はマメだし気持ちを察する能力だって高いはずなんです。


そんな人が初めから何も感じず苦しまずに恋愛してきたって考える方が難しいと思います。




そういうサイコパスがモテるなんてあり得ない。

そんなことならその人を好きになった女性の方に問題があるでしょう。






人それぞれ考え方は違うでしょうけど、モテる人たちは「振るより、振られる方が楽」という道から逃げずに進んできたんだと思います。




自ら振る側に回ることだって、振られることがわかっていて告白することだって、ツラいことです。


そうやって傷つく度に強くなって立ち上がってきた。

だからモテてるんじゃないでしょうか?



多分モテる人って、モテることに命をかけてると思いますから…。












僕も同じように、ツラい道を選択しなければいけません。


それはトラウマを乗り越えて強くなるために。





自分の心が傷つくことを恐れない。

人の心が傷つくことにも恐れすぎない。





そうやってノーガードの魂の殴り合いの果てでしか見えない景色もあるような気がします。









そんなところでどうでしょうか…?σ( ̄∇ ̄;)