今日からお笑い芸人の千原せいじさんが書いた『無神経の達人』という本を読み始めました。
そういえば僕が高校生の頃、弟の千原ジュニアさんの本を読んで英語の学科に行こうと決めたような気がしますね。
結局大学ではダンスしかしませんでしたけど…💧
千原せいじさんいわく、昔ながらの日本独特のコミュニケーションを今も使ってるからすごく生きづらくなってるんじゃないか?とのことです。
知ってるコミュニティだけには優しくて、コミュニティ外の人には冷たいという風潮ができているとのことでした。
言われてみれば確かにそうだなと思うわけです。
自分自身も見ず知らずの人とは接しようとはしませんね。
道でうずくまってる人に「大丈夫ですか?」の一言もかけないですよ。
それは自分自身が拒否されるかもしれないという恐れもあるし、声をかけたとしてその人が変な人だったら嫌だしという気持ちもあります。
つまりは自分のコミュニティ外の人に対して理解できないものとして見ているのかもしれません。
今では危ない人も多いイメージありますし、関わらない方が身のためだと無意識のうちに思っていたのでしょう。
要するに知らず知らずのうちに偏見でものを見ちゃってるのかもしれません。
これは僕だけの問題じゃなくて日本の全体的な流れだと思います。
どうしてこうなったんでしょうね?
価値観の多様化?
インターネットの普及?
分かりませんけど、少なくとも「一億総中流」と言われていた時代はその文字通り仲間意識があったんでしょう。
昭和の古き良き時代には、「ちょっと〜。お隣さんからお醤油借りてきて〜。」があったと聞きます。
それが当たり前だったことは僕たち世代がギリギリ理解できる程度だと思いますが、今の世代からしたら本当に醤油借りに来たら「うわっ、隣に変な人住んでる。(引っ越そう。)」ってなるでしょうね。
たしかにね。
見ず知らずの今後会うこともない人とも、明るくフランクにさりげないコミュニケーション取れれば、人間関係の悩みも減るんでしょうね。
お笑い芸人は人との関係を作るプロですからね。
テレビのイメージとは違って、そういうところは尊敬してマネしていきたいですね。
まだ途中までしか読んでませんが、自分を見つめ直すいい機会になりました📖