僕って流行りの曲に疎いんです。
というのも、自分の中に勝手にブームがくるから。
合唱ブームがきたり、洋楽ブームがきたり、平成アニメソングブームがきたり…。
そんな中で最近は、日本語ラップブームがきてるんですね。
これは、ヒップホップミュージックっていうんですか?
知りませんけど。
そういう歌を聞いてる中で、ラップの失恋ソングがあったんですね。
失恋とは縁遠い僕(というか縁遠いのは出会いの方…笑)ですが、その歌の最後に「だってどうせ俺はクズだから」みたいなニュアンスの歌詞をボソッと言って終わる感じの歌があったんですよ。
なんかその歌詞を聞いたとき、ビビっときましたね。
「あぁ、なんか昔はずっとそう思ってたなぁ。」って。
僕は割とポジティブな方ではあるので、自分に対してクズなんて言葉は使いませんけど、「何も武器がない、不器用な人間」だと思っていたのは確かです。
いつからですかね?
自分はできると勘違いしてしまったのは。
大学時代、全国大会で決勝入ったときも「僕はまだそんなレベルじゃない。もっと頑張らないと。」って思ってたくらいですし。
若気の至りで勘違いすることはよく聞きますが、大人になってから勘違いしてたんですね。
いや、これは一種の「諦めの肯定」なのかもしれません。
「もうこれくらいでいいんだ。」
「成長したってどうにかなるもんじゃない。」
って諦める口実を作るために、「自分はもう十分なんだ。」って思い込んでいたのかもしれませんね。
そう。
僕はいつだって敗北者であり、挑戦者だったんですよ。
そんな大切な気持ちすら忘れてしまっていたなんて、少しショックですね。
劣等感こそが僕を成長させるんですから。
「だってどうせ俺はクズだから。」
この言葉をポジティブに使っていきましょう!