どの年齢だろうが、どの時代だろうが、人の悩みの種は人間関係なんだな、って。
今日は2回も人間関係トラブルの相談に乗った。
相談に乗ったというより1人は僕から聞きにいったし、もう1人はひょんなことから聞くことになった。
僕は今、人間関係のトラブルからは無縁の生活を送っているし、人間関係についてはある程度コントロールしているつもりではある。
そうは言っても会社に勤めていたときの店長との関係で一時心を失いかけたことがあったから、その悩みはそれなりに共感できると思ってる。
当時の職場は今考えると完全にパワハラってやつに当てはまるんだけど…。
僕の場合、自分の心が折れる前に辞める・逃げるという選択肢が取れる人間だったから大事には至らなかったけどね。
僕は高校生のとき、嫌いな人がいた。
何をされるわけでもないんだけど、言葉や態度の端々にいやらしい感情が見えてきて近付きたくなかった。
でもそんな中、自分の心の中に「嫌われたくない」という気持ちに気付いた。
自分は「嫌い」と思っているのにその人からは「嫌われたくない」と思ってる。
そんなアンフェアな考え方をしている自分が女々しく感じて、それ以降は「嫌う場合は嫌われる覚悟を持つ」ということを信念に生きてきたつもり。
一度「嫌われてもいいんだ」という気持ちを持つことはメンタルヘルスにおいてすごく重要なことだと思う。
人間関係にしがみついているから苦しくなるのであって、一度握ったものを手放すことができれば新たな人間関係を掴むことができる。
人間関係は注射と同じなのかもしれない。
恐怖で握りしめるから痛くなる。
逆に力を緩めて任せることですんなりと入ってきてくれる。
もしかしたら僕は相談に乗るという行為で、人の力になれる能力を持っているのかもしれない。
なんてことを思った1日でした。